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矢野経済研究所、高級インポート雑貨(アクセサリー)市場に関する調査結果を発表
高級インポート雑貨(アクセサリー)市場に関する調査結果2011
〜4年振りとなるプラス成長、依然として低水準ながらも回復の兆し〜
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内高級インポート市場の調査を実施した。
1.調査期間:2011年10月〜12月
2.調査対象:欧米高級ブランド日本法人、輸入代理店、卸等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、文献調査併用
<本調査における高級インポート雑貨(アクセサリー)とは>
本調査における高級インポート雑貨とは、欧米から輸入された腕時計、宝飾、陶磁器・クリスタル・ガラス製品、筆記具、アイウエア(サングラス・フレーム)、キッチンツールの7分野を指す。特にアイウエアは、3万円以上の商品を高級インポートアイウエアと定義した。
【調査結果サマリー】
◆国内高級インポート雑貨市場は2006年をピークに減少するも、2010年は4年振りとなるプラス成長
2010年の国内高級インポート雑貨の市場規模は、小売ベースで前年比103.7%の5,873億円、2011年は、前年比101.9%の5,984億円と推計した。
2008年後半の世界的な金融危機による経済不況の下、消費者の購買意欲は著しく低下し、2009年の同市場は大幅に下落した。2010年においても景気の停滞は続いたが、2009年の大幅な落ち込みによる反動需要によって、低水準ながらプラス回復となった。
◆アイテム別では、「腕時計」「宝飾」が持ち直し、全体市場を僅かながら押し上げる
2010年のアイテム別動向では「時計」「宝飾」「筆記具」「アイウエア」の4アイテムが微増推移となり、「陶磁器」「クリスタル・ガラス製品」「キッチンツール」が微減に留まったことから、全体として前年を上回る結果となった。
【資料発刊】
資料名:「2012年版 ラグジュアリーインポートアクセサリーマーケット」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C53114700
※YRIマーケットNow!に掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。
*以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照