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富士電機、自社2工場に100kWりん酸形燃料電池を設置
自社工場における燃料電池設置のお知らせ
富士電機株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、自社の2工場に100kWりん酸形燃料電池を設置しますのでお知らせいたします。
1.燃料電池の設置について
当社は、生産ラインの常用電源として、自社2工場に当社製100kWりん酸形燃料電池(型式:FP-100i)を設置します。
特別高圧電力契約(標準電力20kV以上、契約電力2000kW以上)の工場では、初めての納入事例となり、工場の省エネ・二酸化炭素(CO2)削減に貢献します。
この燃料電池設置は、環境負荷が少ない天然ガスコージェネレーションシステムとして、一般社団法人都市ガス振興センターの「平成23年度ガスコージェネレーション推進事業費補助金」※の採択を受けました。
今後、新しい電力供給システムの導入モデルとして国・地方自治体・企業などに紹介する予定です。
※平成23年度ガスコージェネレーション推進事業費補助金HP:http://www.gasproc.or.jp/corgene/index.html
2.設置場所
(1) 富士電機機器制御(株) 吹上工場(埼玉県鴻巣市)
用途:受配電機器製造ライン用の電源
運用開始時期:2011年12月
(2) 川崎工場(神奈川県川崎市)
用途:含浸炉ラインの電源
運用開始時期:2012年2月
注)特に川崎工場設置の燃料電池では、停電時に重要な負荷への電力供給する機能を付加しています
※参考画像は添付の関連資料を参照