パラマウントベッド、電動介護ベッド専用の手回し発電機を発売

【新製品】　電動介護ベッド専用　手回し発電機を発売

〜　停電などの緊急時でもらくらく操作可能　〜


　パラマウントベッド株式会社（東京都江東区、代表取締役社長：木村恭介）は２０１１年１２月２７日、停電時などでもベッド動作が可能な電動介護ベッド専用の手回し式発電機「スマートハンドル」の発売を開始いたします。

　「スマートハンドル」はハンドルを回転させることで電力を発生させる電動介護ベッド専用の発電機です。災害などによる停電時やベッド故障（※１）の際、適合ベッド（※２）のモーター（アクチュエーター）ケーブルに「スマートハンドル」のコネクターを直接つなぐことで、背ボトム・膝ボトムの上げ・下げ操作や高さの下げ操作（※３）を行うことができます。
　電動介護ベッドは、停電などの緊急時に手動で背ボトムをフラットにすることができます。しかし、作業時には利用者にベッドから降りてもらう必要や、二人以上で作業する必要がありました。本製品を使うことで、ベッド上に利用者が寝たまま、背ボトムの下げ操作だけでなく、背ボトムの上げ操作、膝ボトムの上げ・下げ操作、高さの下げ操作まで、一人で行うことが可能です。
　本製品は、東日本大震災の影響等で長時間にわたり電力が復旧しない地域があるなか、「ベッドの高さを下げられないから夜間の転落が心配」、「食事の際は背を起こしたい」などの要望が多くあったことから開発に至りました。
　本製品の販売目標は、年間２，５００個。価格はオープン価格です。

※１．故障内容によっては、スマートハンドルによる操作ができない場合があります。
※２．適合機種は、・楽匠Ｓシリーズ（ＫＱ−９×××）・楽匠シリーズ（ＫＱ−８××××）・ＫＲシリーズ（ＫＲ−８××××、ＫＲ−８××１×）の３機種です。
※３．高さの上げ操作はできません。また、８０ｋｇを超える体重の方がベッド上にいる場合には、背・膝の上げ操作ができないことがあります。


　＊製品画像と使用イメージは添付の関連資料を参照