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STマイクロ、市場最小の3軸デジタル・ジャイロ・センサを発表
STマイクロエレクトロニクス、
世界最小の3軸デジタル・ジャイロ・センサを発表
*製品画像は添付の関連資料を参照
エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的半導体メーカーで、コンスーマ機器および携帯型機器向けMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の主要サプライヤ(1)であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、モーション・センサの製品ポートフォリオをさらに拡充する市場最小の3軸デジタル・ジャイロ・センサを発表しました。従来製品よりもパッケージ・サイズを約半分小型化したL3G3200Dは、次世代の携帯電話、タブレットおよびその他スマート・コンスーマ機器等、小型デバイスにおける先進的なモーション検知を可能にします。
シングル・センシング構造を用いたL3G3200D(3x3.5x1mm)は、物理的な衝撃に対する優れた耐久性と共に、3つの直交軸(2)における高性能なモーション検知を可能にする卓越した温度安定性を備えています。
また、L3G3200Dは、バッテリで駆動する携帯型機器の低消費電力化に対応するため、省電力モード、スリープ・モード、内蔵FIFO(first−in first−out)メモリ・ブロック等によるスマートな電源管理を行います。同製品の動作電源電圧は、2.4〜3.6Vで、検出範囲(±250/500/2000dps)の選択が可能です。
L3G3200Dは、割込みおよびデータ待機ラインに16bitデータ出力を供給し、帯域幅のユーザ設定が可能なローパス/ハイパス・フィルタを内蔵しています。
同製品の動作温度範囲は−40℃〜+85℃で、8bitデータ出力の温度センサを内蔵しています。
L3G3200Dは現在サンプル出荷中で、単価は大量購入時に約2.53ドルです。STのMEMSポートフォリオの詳細は、http://www.st.com/jp/analog/class/1575.jspをご覧ください。
(1)IHS iSuppli社「H1 2011 Consumer and Mobile MEMS Market Tracker」 2011年8月
(2)回転運動には主に3つの種類があります。ヨーは垂直軸を中心とする回転、ロールは前後軸を中心とする回転、ピッチは左右軸を中心とする回転です。
<STマイクロエレクトロニクスについて>
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。2010年の売上は103.5億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
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品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
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FAX:03−5783−8216
*英文リリースは添付の関連資料を参照