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三菱電機など、中国・廈門に低圧配電制御機器の開発・製造・販売の新会社を設立
中国における低圧配電制御機器事業を強化
士林電機と低圧配電制御機器の開発・製造・販売会社を設立
三菱電機株式会社は、中国におけるFA(ファクトリーオートメーション)システム事業強化の一環として、子会社である三菱電機(中国)有限公司および関係会社である士林電機廠股■有限公司と低圧配電制御機器の開発・製造・販売を行う新会社を中国・廈門に設立しますのでお知らせします。
新会社は2012年10月に稼働を開始し、2015年度に売上高70億円を目指します。
※■印の文字は人偏に「分」の文字です。
<合弁会社設立の狙い>
中国においては、経済発展の進む東部沿海地域から政府による計画的な地域開発が進められている西部・中部地域へ生産拠点が拡大しており、今後は製造装置の制御盤および建屋の受配電盤に組み込まれる低圧配電制御機器ビジネスのさらなる拡大が期待されます。
当社は、福建省廈門市に開発・製造・販売を行う関係会社を有する士林電機廠股■有限公司と連携し、中国における低圧配電制御機器事業の強化・拡大を図ります。
<新会社の概要>
社名:三菱電機低圧電器(廈門)有限公司(仮称)
所在地:中華人民共和国 福建省 廈門市(廈門士林電機有限公司敷地内)
出資比率:三菱電機株式会社:60%、士林電機廠股■有限公司:30%、
三菱電機(中国)有限公司:10%
資本金:6.5百万USドル(約5億円)
設立予定時期:2012年5月
稼働開始予定:2012年10月
事業内容:低圧配電制御機器の開発・製造・販売
投資額:3.2億円(生産設備)
人員:2015年度までに約110名を計画
<士林電機廠股■有限公司概要>
所在地:台湾台北市
設立:1955年
資本金:172百万USドル(※1) 出資比率:三菱電機21.17%、他78.83%
売上(単独):約412億円(2010年度実績)
従業員数:1,687名
事業概要:重電機器・FA機器・電装品の製造・販売
※1:1USドル=30.2台湾ドル換算