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名古屋鉄道、神宮前駅東口での鉄道業務棟建設計画の概要を発表
『名駅地区の保有資産の有効活用について』(その1)
神宮前駅東口での鉄道業務棟建設計画の概要がまとまる〜安定的な列車運行と事故・災害時対応力の向上〜
名古屋鉄道では、中期経営計画に掲げております「名駅地区における保有資産の有効活用」という観点から、様々な施策を検討してきましたが、この度、新しく業務ビルを建設し、鉄鉄道事業本部がそのビルに移転するのに合わせ、名鉄バスターミナルビルの事務所スペースを再編し、空いたスペースに新規テナントを誘致するという計画がまとまりましたので、お知らせいたします。この計画により、賃貸収入の確保とともに名古屋駅前の当社資産のさらなる有効活用と活性化を図ります。
本計画の骨子は、当社が所有する神宮前駅東口の土地(名古屋市熱田区三本松町18−1地内)に、新たに鉄道業務棟を建設し、現在名鉄バスターミナルビル(名古屋市中村区名駅1−2−4)内にある本社鉄道事業本部と、神宮前駅東口ビル内にある運転・電気・土木部門の各現場部署を同棟に移転するというものです。
今回の計画は、これまで、鉄道事業の管理部門は名駅の本社、現場部門は神宮前と別々であったものを、神宮前の新しい業務棟に一体的な体制とすることで、鉄道事業の基本計画の策定、日々の安定的な列車運行の実施と、事故・災害時に強い体制の構築を目指すものです。同時に、お客様サービス向上のために、鉄道運行の中枢機能である運転指令を新鋭化したシステムに更新します。
同棟は、事務棟と合宿棟の2棟からなり、事務棟は、鉄骨造地上7階建て延床面積約7,300m2、合宿棟は、鉄筋コンクリート造地上6階建て 延床面積約2,100m2となります。事務棟の耐震性能については、防災拠点などが採用する耐震グレードとしており、オイルダンパーを採用した制震構造で、大地震においても軽微な被害で済むような設計となっています。建設工事着手は平成23年3月頃、竣工は平成24年1月を予定しています。
鉄道業務棟の建設概要は下記のとおりです。
記
・名称
鉄道業務棟
・所在地
名古屋市熱田区三本松町18−1地内(神宮前駅から徒歩約0分)
・構造規模
事務棟 鉄骨造地上7階/合宿棟 鉄筋コンクリート造地上6階
・延床面積
事務棟 約7,300m2(約2,210坪)/合宿棟 約2,100m2(約635坪)
・スケジュール
着工 23年3月、竣工 24年1月予定、供用開始 竣工後順次
・入居する主な組織
鉄道事業本部の各部、中部支配人室、運転指令・旅客指令、名古屋乗務区、神宮前乗務区、中部土木管理区、中部電気管理区
以上
■別紙
※添付の関連資料を参照
■『名駅地区の保有資産の有効活用について』(その2)
※添付の関連資料を参照